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7月3日(水曜日)場所:七尾市役所
タッチラグビー日本代表の辻孝夫さんが7月15日から英国で開催されるワールドカップへの出場を報告した。
辻さんは、これまでに4度代表に選出されており、2019年のワールドカップでは40歳以上の部で銅メダルを獲得。今回は50歳以上の部のメンバーとして世界に挑む。
悲願の世界一を目指す辻さんは「オーストラリアなどの強豪とどこまで勝負できるか楽しみ」と抱負を語った。
7月5日(金曜日)場所:万行町
無名塾出身俳優の若村麻由美さんが仮設住宅を訪れ、太陽光で充電できるソーラーランタンなどの支援物資を入居者に手渡しながら交流した。
今回の交流は、被災者を元気付けることを目的に毎月行われている「笑顔のバトン」プロジェクトの一環で、若村さんは入居者一人一人の話を丁寧に聞いて励ましの言葉を掛けた。
仮設住宅で暮らす山田成名さんは「避難所にも来てくれた若村さんと再会できてうれしい。頑張ろうと前向きな気持ちになった」と顔をほころばせた。
7月6日(土曜日)場所:能登島小学校
6月に完成した新プールの完成記念式典で、アーティスティックスイミング元日本代表の杉山美紗さんと金沢スイミングクラブ小立野のメンバーが、児童と保護者ら約100人を前に演技を披露した。
金沢スイミングクラブ小立野のメンバーによる能登の祭りをテーマにした演技の後、杉山さんも加わり息の合った動きや水面からの宙返りなどを披露すると、児童らから大きな歓声が上がった。
6年生の小川杏梨さんは「初めて見る演技ですごかった。私もいろいろな泳ぎを覚えたい」と話した。
7月12日(金曜日)場所:田鶴浜高等学校
介護福祉資格の取得を目指す健康福祉科2年生16人が、県内17施設での介護実習を前に福志式に臨み、気を引き締めた。
式では全校生徒と保護者が見守る中、赤島あけみ校長が緊張した面持ちの実習生たち一人一人に実習用のエプロンをかけ、「これまで学んだ知識を深化させ、実践と結び付けてほしい」と激励した。
実習生を代表して佐藤琴深(ことみ)さんは「失敗を恐れず、利用者からの安心と信頼につながるよう誠実に取り組みます」と誓った。
7月14日(日曜日)場所:中島体育館
石川県バスケットボール協会が主催するバスケットボール教室に被災した能登地区の小学5・6年生と中学生合わせて約130人が参加した。
教室ではプロ選手5人とコーチ1人、アナリスト1人が講師となり、子どもたちにけがをしにくい体づくりや多く得点するための技能を直接指導。プロ選手をチームメイトに迎えた試合も行われ、子どもたちはプロのプレーを間近で体感した。
七尾市出身の赤穂雷太選手は「地震に負けずに体を動かして元気を出してほしい」と話した。
7月15日(月・祝)場所:能登食祭市場
海の日に合わせて市と七尾港整備・振興促進協議会は記念式典と海上安全祈願祭を行い、海運業に携わる約40人が出席した。
記念式典では、港の振興や発展に尽くした功労者を表彰する海事功労者表彰が行われ、船舶関係事業の石川ドッグの土田大和さん、港湾関係事業の七尾海陸運送の松本照夫さんが茶谷市長から表彰状を受け取った。
海上安全祈願祭では、参加者一人一人が玉串を捧げ、海の安全や海上安全を切に願った。
7月19日(金曜日)場所:野崎漁港
のとじま幼保園の園児8人と石川県漁業協同組合ななか支所が、海の豊かさを保全しようとヒラメの稚魚を放流した。
園児たちは小さなバケツに入った稚魚を優しく海へと放ち、全ての放流を終えると笑顔で「大きくなってね」と声を掛けた。
野崎町漁業実行組合の小幡紀喜組合長は「本物の魚を見る機会になれば」と話し、「いずれ子どもたちが漁師になり、放流した魚を取ったり食べたりしてもらえたら」と期待した。
7月31日(水曜日)場所:七尾市役所
第55回交通安全子供自転車石川県大会に出場した朝日小学校自転車クラブが団体の部で4連覇を果たし、全国大会への出場を決めた。
元日の地震で練習場所の体育館が3月まで避難所となっており、練習期間を十分に取ることができなかったが、力を合わせて優勝を勝ち取った。
クラブを代表して豊島緋乃さんは「昨年より高い順位を目指し、チーム一丸となって頑張る」と決意を表明。茶谷市長は「練習環境が十分ではないが、全国でも実力を発揮してほしい」と激励した。