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金沢武士団が、避難所となっていた田鶴浜体育館で最終戦を行い、集まった地元住民らに勇姿を見せました。
チームは元日の地震を受け、練習拠点としていた同体育館で炊き出しなどを行っていましたが、活動再開に伴い七尾を離れており、この日が地元住民との久しぶりの再会となりました。
キャプテンの金久保翔さんは「田鶴浜に戻ってこられたことがうれしい」と話しました。
一本杉通り振興会が震災後3度目となるテント市を開催し、大勢の人でにぎわいを見せました。
俳優の南野陽子さんと元プロテニスプレイヤーで七尾ふるさと大使の佐藤直子さんがゲストとして参加。接客や記念撮影に応じるなど交流を行い、来場者を元気付けました。
南野さんは「笑顔になれる時間が多く続くようになれば」と願いました。
元サッカー日本代表の巻誠一郎さん、田中隼磨さんなど6人のアスリートが和倉小学校の児童と交流を深めました。
この日は巻さんと田中さんのほか、畠山健介さん、笹原龍さん、小西美加さん、山口佳南さんが訪れ、サッカーで児童と共に体を動かしたり、明るい声掛けをしたりすると、体育館は笑顔で包まれました。
金沢市出身でブロードウェー俳優の由水南さんと作曲家の池辺晋一郎さん、ピアニストの大野由加さんがパトリアで復興コンサートを開催し、音楽で元気を届けました。
「上を向いて歩こう」など5曲が披露されると、来場者は歌を口ずさんだり手拍子などをしたり、それぞれに音楽を楽しみました。
4月20日からプレオープンしていた和倉温泉屋台村が本オープンを迎え、会場は多くの人でにぎわいました。
屋台村には店舗での営業ができない8店舗が出店し、地元住民や復旧・復興の支援者などが、各店舗の自慢の料理に舌鼓を打ちました。
和倉温泉商店連盟の立川尚人会長は「和倉は能登の復興の拠点になると思う。皆さんの明日への活力になれば」と期待しました。
市が舞台の漫画「君は放課後インソムニア」の作者・オジロマコトさんが被災地応援イベントを開催し、市内外から多くの人が集まりました。
イベントでは、オジロさんが絵の制作過程を見せるパフォーマンスを見せたほか、作品の複製原画などが展示されました。
オジロさんは「作品の舞台である七尾を故郷のように思っている。これからも復興に向け協力したい」と話しました。
能登島地域づくり協議会が開催し、島内飲食店による販売ブースや子どもの遊び場、手作りおもちゃなどのワークショップに、多くの家族連れが訪れました。
同協議会の担当者は「リフレッシュする機会になったのでは」と話しました。イベントは12月までテーマを設けて定期的に開催される予定です。
大阪市を拠点とするOSK日本歌劇団から義援金が贈られ、男役スター翼和希さんが目録贈呈と歌唱を行い、集まった地元住民らを元気付けました。
「東京ブギウギ」など2曲を披露し、力強い歌声を届けた翼さんは「一歩ずつ復興に向けて歩む姿を目の当たりにした。一日でも早い復興を願っている」と話しました。