セアカゴケグモにご注意ください
見つけた時は、ただちに駆除してください
市内でセアカゴケグモを見つけたときは、次の方法でただちに駆除するようにしてください。
- 市販の殺虫剤で駆除
- くつで踏みつぶす(素手で触れることは危険です)
- 熱湯をかける
また、七尾市環境課(電話番号:0767-53-8421)までご連絡をお願いします。
かまれた時の対応
かまれた時の処置
- 患部を水で洗い冷やし、多少出血があっても包帯などはせずに、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。
- かんだクモの種類が分かるように、できれば殺したクモを医療機関へご持参ください。
かまれた時の症状
- 腫れたり、熱を感じたり、痛みが全身に広がって発汗や吐き気を起こすことがあります。
- 通常は、数時間から数日で症状は軽減しますが、小児や高齢者はまれに重症化することがあります。
かまれた際の健康被害については、保健福祉センター(外部サイト)に相談してください。
セアカゴケグモについて
令和2年10月1日(木曜日)、白山市において特定外来生物「セアカゴケグモ」が発見されました。
県内では、令和2年7月30日(木曜日)にかほく市内、令和元年8月23日(金曜日)に金沢市内、令和元年8月19日(月曜日)に金沢市内、令和元年6月1日(土曜日)に小松市内、平成29年11月2日(木曜日)に野々市市内、平成29年9月11日(月曜日)に白山市内、平成27年10月9日(金曜日)に能登町内、平成26年7月19日(土曜日)に金沢市内でも発見されており、今回9例目の発見となります。
また、セアカゴケグモは、外来生物法の「特定外来生物」に指定されており、生きたままの保管や運搬などが禁止されています。
特徴
- 個体の大きさは、メスが約7~10mm、オスが約4~5mmです。
- 全体が光沢のある黒色で、メスの腹部の背面には砂時計の形をした赤または橙色の縦斑紋があります。
オスには赤い斑紋はありません。
- 毒を持っているのはメスのみです。
- 習性はおとなしく、素手でつかんだり、クモの巣に触れたりしない限りかまれることはありません。

セアカゴケグモのメス(写真:環境省ホームページより)
生息しやすい場所
- 日当たりが良く、暖かいところ
- 昆虫や小動物などの餌が豊富にあるところ
- 巣を張る適当なすき間があるところ
【注意したい場所例】
- 排水溝の側面やふたの裏
- 花壇のまわりのブロックのくぼみや穴
- プランターと壁のすき間
- 芝生や植木あるいは水抜き管の内部
- 墓石の花立てと線香立ての間
- 自動販売機の裏
- クーラー室外機の裏など人工熱源のまわり